Vayu~वायु~(ヴァーユ)
サンスクリット語です。
ヒンドゥー教の風の神様です。日本では京都の三十三間堂の風神雷神の風神といったところでしょうか。
また、風を流す・送る とか プラーナ(呼吸)という意味合いも持っています。
イメージとしては、動いている感じ。
アーユルヴェーダでは5つのプラーナが存在し、生命力の根源の側面でもあります。
*プラーナ・ヴァーユ
*ヴィヤーナ・ヴァーユ
*サマーナ・ヴァーユ
*ウダーナ・ヴァーユ
*アパーナ・ヴァーユ
ヴァーユがプラーナを動かすと言えば、イメージがしやすいのかも知れません。
インドの病院でアーユルヴェーダを学んでいた時、師匠であるドクターが、
「ドーシャにこだわってしまっている人が多い。ヴァーユ(流れ)がないから、よいものでもこだわりになり、病気になってしまう。」
と仰っていました。
Vayu(ヴァーユ)は流れ続けて、決して止まってはいけないのです。