「整える」の少し手前で
「整える」という言葉は便利ですが、
ときどき少しだけ強く響くことがあります。
ちゃんと食べる。
ちゃんと眠る。
ちゃんと暮らす。
どれも大切なことなのに、
その「ちゃんと」が増えていくほど、
少し息苦しくなることもあります。
アーユルヴェーダ のやわらかい視点
アーユルヴェーダは、
何かを厳密に守るためのものというよりも、
いまの自分に気づくためのヒントのようなものです。
今日は少し重たいな、とか。
いつもより冷えている気がする、とか。
そうした小さな違和感に、
気づいてあげることから始まります。
温めるという、ささやかな行為
たとえば、白湯を飲む。
足元を冷やさないようにする。
どれも特別なことではありません。
でも、そうした行為は
「ちゃんとやるため」ではなく、
自分に少し意識を戻す時間になります。
外に向いていた感覚が、
ゆっくり内側に戻ってくるような感覚です。
正しさよりも、心地よさ
健康の情報はたくさんあります。
これが良い、あれは避けたほうがいい。
けれど、それをそのまま当てはめても、
どこかしっくりこないことがあります。
アーユルヴェーダが教えてくれるのは、
自分にとってのちょうどよさは、自分で見つけていい
ということです。
少しだけ、立ち止まる
何かを変えようとする前に、
ほんの少しだけ立ち止まってみる。
温かいものをゆっくり飲む。
呼吸に気づく。
それだけで、
からだの感覚が少し戻ってくることがあります。
「Vayu」として
無理に整えることよりも、
自然に整っていく感覚を大切にしたいと考えています。
がんばることではなく、
少しだけ気づくこと。
その積み重ねが、
ココロとからだをやわらかくつないでいくのだと思います。
