Honey

採れた土地、花、季節。一匙のはちみつから世界を旅します。

  • 蜂の引っ越しが、蜜の名前を決める

    蜂の引っ越しが、蜜の名前を決める

    はちみつには、花の名前がつくものがあります。
    れんげ蜜やアカシア蜜などがそうです。
    これは単花蜜と呼ばれています。
    特定の花の蜜が中心という意味だそうです。
    完全に一種類だけというのは難しいらしいです。
    養蜂家は花の咲く時期に合わせて、巣箱を運びます。
    これを転地養蜂と呼ぶそうです。
    れんげの次はアカシア、その次はそば、というように。
    花の咲く順番を追いかける養蜂です。
    巣箱を移す手間が、蜜の個性を生むのかもしれません。

  • はちみつが、赤ちゃんに向かない理由

    はちみつが、赤ちゃんに向かない理由

    はちみつには、ボツリヌス菌の芽胞が、まれに含まれるそうです。
    大人の腸内では、ほとんど問題にならないといわれています。
    けれど1歳未満の赤ちゃんは、腸内の環境がまだ整っていません。
    乳児ボツリヌス症という、まれな中毒が報告されているそうです。
    加熱しても、芽胞は死滅しにくいとされています。
    国内外の保健機関が、共通して呼びかけている注意点のようです。
    1歳を過ぎれば、心配はほとんどなくなるといわれています。
    小さな一匙にも、知識が隠れているのではないでしょうか。

  • はちみつの色が、教えてくれること

    はちみつの色が、教えてくれること

    はちみつは、色の濃さで風味が変わるそうです。
    色が淡いものは、れんげ蜜に多いようです。
    くせが少なく、まろやかな味わいが特徴かもしれません。
    そばの花からとれる蜜は、色が濃いそうです。
    香りも強く、ミネラル分が豊富だとか。
    同じはちみつでも、採れる花で表情が違うのですね。
    国産のはちみつは、産地ごとに審査を受けることもあるそうです。
    次に選ぶときは、色の違いにも目を向けてみませんか。

  • はちみつを、常温で置いておく理由

    はちみつを、常温で置いておく理由

    はちみつは、常温保存でよいと言われます。
    水分が少なく、雑菌が育ちにくいためです。
    ただ冷蔵庫に入れると、結晶化が進みやすいそうです。
    瓶を開けたら、清潔なスプーンを使ってみませんか。
    道具に水気があると、風味が変わることがあるようです。
    直射日光を避け、涼しい場所に置くとよいでしょう。
    ちょっとした心がけで、味わいを長く楽しめるかもしれません。

  • はちみつは、なぜ傷みにくいのでしょうか

    はちみつは、なぜ傷みにくいのでしょうか

    はちみつは、なかなか傷まないと言われています。
    水分がとても少ないからだそうです。
    糖分の濃度が高く、水分は二割ほどしかありません。
    そのため雑菌が増えにくいのでしょうか。
    古代エジプトの墓からも、はちみつが見つかったそうです。
    何千年も前のものだったといいます。
    保存に向いた、めずらしい食べ物なのかもしれません。
    とはいえ開封後は、しっかり密閉して保管したいものですね。

  • はちみつになるまでの、小さな工程

    はちみつになるまでの、小さな工程

    はちみつは花の蜜がそのまま入ったものではないようです。
    働き蜂が体内の酵素で分解しているのだとか。
    酵素の名前はインベルターゼと呼ばれています。
    これによって蜜の糖はぶどう糖と果糖に変わるそうです。
    さらに巣の中で羽であおぎ、水分を飛ばしていきます。
    水分が少なくなるほど傷みにくくなるといわれています。
    こうした手間が、あの甘さを生んでいるのかもしれません。

  • はちみつが白くなる、ちいさな理由

    はちみつが白くなる、ちいさな理由

    はちみつは、時間が経つと白く固まることがあります。
    これは結晶化と呼ばれる自然な現象なのだそうです。
    ぶどう糖の割合が多いはちみつほど、結晶化しやすいとか。
    品質が落ちたわけではないらしいです。
    40度ほどのお湯で、湯せんするとよいそうです。
    また、透明に戻るのだとか。
    高温になると、酵素や香りが損なわれてしまうのだとか。
    急がず、ゆっくり温めるのがよいのかもしれません。

  • 花によって変わる、はちみつの表情

    花によって変わる、はちみつの表情

    はちみつの味は、蜜を集めた花で大きく変わるそうです。
    たとえばアカシアの蜜は、くせが少なく透き通った甘さだとか。
    栗の蜜は、逆にしっかりとした苦みが特徴なのだそうです。
    菜の花の蜜は、やわらかな甘みですが固まりやすいらしいです。
    固まるのは、品質が落ちたわけではないみたいです。
    同じ「はちみつ」でも、花の数だけ表情があるのでしょうか。

  • Vayu編集室 #3|はちみつの話(前編)──加熱しないはちみつの世界

    Vayu編集室 #3|はちみつの話(前編)──加熱しないはちみつの世界

  • 花によって、表情を変えるはちみつ

    花によって、表情を変えるはちみつ

    はちみつの味わいは、蜜源となる花で変わるそうです。
    アカシアの花からとれる蜜は、くせが少なく甘いのだとか。
    栗の花からとれる蜜は、ほろ苦い風味なのだそうです。
    色にも違いがあり、栗の蜜は濃い琥珀色なのだとか。
    菜の花のはちみつは、結晶しやすい性質があるのだとか。
    同じはちみつでも、生まれた花で表情が変わるのでしょうか。

  • 一匙のはちみつ、その土地

    一匙のはちみつ、その土地

    同じ「はちみつ」でも、採れた土地や花で味も色もまったく違うそうです。
    菜の花の年もあれば、栗の年もあるらしいです。
    ラベルの向こうに、季節や気候の記憶が閉じ込められているのだとしたら。
    今日の一匙は、どんな景色を運んできたのでしょうか。