旅の豆知識

知らない街の路地から、駅の名前まで。旅先の見え方が少し変わる話を集めます。

  • 宿場の道が、直角に曲がる

    宿場の道が、直角に曲がる

    旧街道の宿場町を歩くと、
    道が直角に曲がる場所があります。
    枡形(ますがた)と呼ばれる造りです。
    見通しを遮る工夫と言われます。
    進みにくくするためとされます。
    城下町や宿場の入口に置かれました。
    ただ、理由は場所ごとに違ったかもしれません。
    地形や川の位置も関わりそうです。
    次に旧街道を歩くときは、
    曲がり角を探してみませんか。

  • 夜の海で、灯台を見分ける

    夜の海で、灯台を見分ける

    灯台には、光り方に決まりがあるそうです。
    一定の間隔で光る灯台もあれば、
    数回光ってから長く消える灯台もあります。
    この光り方の違いは「灯質」と呼ばれます。
    灯質は灯台ごとに記録されているそうです。
    船に乗る人はこの灯質を頼りに、
    今どの灯台の近くにいるかを、
    夜でも判断できるのだとか。
    光り方は、灯台ごとの合図のようです。

  • 港の手前で、船に乗り込む人

    港の手前で、船に乗り込む人

    大きな船が港に近づくと、小さな船が近寄ることがあります。
    水先案内人と呼ばれる人を、乗せるためです。
    その港の水深や潮の流れを、熟知した専門家です。
    船長に代わって、狭い航路を安全に導きます。
    港を出るころには、また小さな船で降りていきます。
    世界の主要な港では、古くからこの仕組みが続いてきました。
    特定の港では、水先案内が法律で義務づけられているそうです。
    見知らぬ海域を進む船にとって、心強い存在だったのでしょうか。

  • 日付を分ける、太平洋の線

    日付を分ける、太平洋の線

    太平洋の上には、日付が変わる境界線があります。
    経度180度にほぼ沿っていますが、直線ではないそうです。
    国や島を分けないよう、ジグザグに曲がっています。
    この線を東から西へ越えると、日付が1日進みます。
    逆に西から東へ越えると、1日戻ることになります。
    同じ時刻でも、線の両側では日付が違うのでしょうか。
    地図でその線を見ると、旅の景色が変わるでしょうか。

  • 距離の起点、日本橋

    距離の起点、日本橋

    日本橋の中央に、小さな銘板があります。
    「日本国道路元標」と刻まれているそうです。
    ここが国道の距離を測る起点なのだそうです。
    起点の制度は、明治6年にさかのぼるといわれます。
    現在の銘板は、昭和47年に設置されたものです。
    道路標識にある「東京まで◯◯km」の数字も。
    この一点から測られているのでしょうか。
    旅先で見かける距離表示にも。
    少し違う意味が見えてくるかもしれません。