沈香は、木が傷ついた跡に生まれる

NOTE

沈香は、香木の中でも希少な存在です。
けれど木そのものは、香りを持たないそうです。
ジンチョウゲ科の木が傷つくと話は変わります。
そこに菌が入り込み、木は樹脂を出すといわれます。
身を守るための樹脂が、長い年月を経て変化します。
芳香成分を帯びた樹脂が、沈香になるのだとか。
傷のない木からは、ほとんど採れないそうです。
香りの奥に、木の記憶があるのかもしれません。

お時間あれば、もう少し。

ほかの読み物を探す Vayuの棚へ →
目次