ペルー旅日記 vol.02 ― 行きはニューヨーク、帰りはロサンゼルス。二つの寄り道。

ESSAY
PERU DIARY vol.02Words / Photos : sumicco

行きはニューヨーク、帰りはロサンゼルス。

二つの寄り道。

ペルーへ向かう途中、ニューヨークで12時間。帰りはロサンゼルスで、遅延のおかげで約5時間。目的地ではなかった二つの街が、旅の両端に残った。

目次

行きの寄り道は、12時間のニューヨーク

タイムズスクエアの現在を知る広場のイベントやアート、街の最新情報へ。Times Square Alliance

バッテリーパークから、海へ

トランジットが12時間もあったから、これはもうニューヨーク観光していいよねってことで、Uberでバッテリーパークまで行ってフェリーに乗った。

自由の女神、近くで見ると、フランスから返せって言われてる話とか、そういう話題性より「でかい」が普通に勝つ。
圧倒される。

自由の女神像の歴史と大きさ1886年に除幕された像の構造、歴史、フェリーでの訪問情報を確認できます。National Park Service

自由の女神像は1984年に世界遺産へ登録された。近くで見上げると、まるで神社のような聖地の静けさもあった。世代を越えて旅をするからこそ、こういう場所の重みが増す気がする。

Statue of Liberty|世界遺産としての自由の女神19世紀の芸術と工学を結ぶ建造物としての評価と登録情報。Photo: National Park Service / Reference: UNESCO World Heritage Centre

自由の女神の隣に、入国審査場がある

その後立ち寄ったエリスアイランド。
昔、入国審査をやってた場所らしい。
自由の国のはずなのに、移民で成り立ってる国のはずなのに。
なんかタイムリーだなあって、ぼんやり考えながら歩いた。
観光客にはやたら優しい国、っていうのも、ちょっと不思議な感じ。

エリス島は1892年から1954年まで、約1,200万人を受け入れた移民審査場だった。

Ellis Island|移民審査場の歴史約1,200万人が通過した場所に残る、移民とアメリカの歴史。National Park Service

* * *

言葉が出なかった場所

フェリー降りて、911メモリアルまで歩いた。
ここが、あの時、崩れ落ちたのか。
広い。
言葉が出てこない。

About the Memorial|9/11メモリアルツインタワー跡地に置かれた二つの追悼池と、記憶を残す設計について。9/11 Memorial & Museum / Photo: Jin S. Lee

街の上を歩く

気持ち切り替えるみたいに、次はハイライン。
街の中にこんな遊歩道があるなんて知らなかった。
お散歩に本当に良い場所。

The High Line|高架鉄道から生まれた公園1934年完成の高架貨物線を再生した、マンハッタン西側の公共公園。Friends of the High Line official site

車窓から、もうひとつのニューヨーク

晩ごはんは、まさかの海外で「新宿にもあるお店」、SHAKE SHACK。
物価高っ、って笑いながら食べた。

そのあとUberでタイムズスクエアまで送ってもらう道中、リンカーンセンター、ジュリアード音楽院、セントラルパーク、5番街を通ってもらった。
「ジャストドライブスルー」で通じたのか、寄り道してくれて、これはこれで満足度高い観光だった。

* * *

帰りの寄り道は、遅延がくれたサンタモニカ

そして帰り道。
リマからのトランジット、LAXで4時間の予定が、羽田行き遅延のおかげで5時間くらいに伸びた。
じゃあ、ってことで急遽Uberでサンタモニカへ。
予定になかった分、なんか不思議な、得した気分の時間だった。
私の中でサンタモニカって言ったら「きて〜きて〜」のイメージだったんだけど、みんなそうでもないのかな。
私だけ?

Route 66|サンタモニカの「End of the Trail」サンタモニカ・ピア近くにある、Route 66の象徴的な終点について。Santa Monica Travel & TourismSanta Monica Pier|海の上の寄り道ピアの歴史、施設、現在のイベント情報へ。Santa Monica Pier

計画したNY、偶然のLA

そんなこんなで、遅れた飛行機に乗り込んで、予定より2時間半遅れで羽田着。
計画したNY、偶然のLA。
どっちも旅の宝物になった。

東京NY/LAクスコマチュピチュクスコナスカリマ東京

目次