インドで長く受け継がれてきた、身体と暮らしの伝統知。体質や季節を見る考え方を、今日の台所と寝室からたどります。
-

豆料理にひとつまみ、ヒングを
インドの豆料理には、あるスパイスがよく使われます。
名前をヒング、和名はアサフェティダといいます。
樹脂から作られ、独特の匂いを持つ香辛料です。
生のままだと匂いが強いですが、加熱すると和らぎます。
豆と一緒に煮ると、風味に深みが加わります。
アーユルヴェーダでは、消化を助けるとされてきました。
豆を食べた後の張りを、和らげると考えられているようです。
ごく少量で香りが立つため、耳かき一杯ほどで十分だそうです。
今日の一皿に、ひとつまみ加えてみてはいかがでしょうか。 -

オイルをなじませる、朝のひとしごと
アーユルヴェーダには、オイルで肌をなでる習慣があります。
アビヤンガと呼ばれています。
使うオイルは、体質や季節で変えるそうです。
冷えを感じやすい人には、ごま油が合うといわれます。
熱がこもりやすい人には。
ココナッツオイルを選ぶこともあるようです。
入浴前に、少し肌へなじませるだけでもよいのだとか。
乾いた肌がやわらぎます。
一日の始まりも、整うのではないでしょうか。 -

風・火・水、三つの体質
アーユルヴェーダは体質を三つに分けて考えます。
風のような性質をヴァータと呼びます。
火のような性質はピッタです。
水や土のような性質はカパと呼ばれます。
人は皆この三つを併せ持つそうです。
ただ配分は一人ひとり違うのだとか。
体調や季節でも揺れ動くといわれます。
夏は特に火の性質が強まりやすいのでしょうか。
自分の性質を知ることが養生の入口かもしれません。
今日はどの性質が強いか、少し感じてみませんか。 -

アグニという、消化の力
アーユルヴェーダには、消化の力を表す言葉があります。
「アグニ」と呼ばれているそうです。
食べたものを、栄養に変える働きのことです。
この力が整っていると、消化がうまく進むと考えられています。
逆に弱っていると、消化に時間がかかることもあるようです。
だからこそ、腹八分目がすすめられてきたのでしょうか。
よく嚙むことも、この力を助ける工夫のひとつだそうです。
温かい食事も、消化を助けるといわれています。
小さな習慣が、消化の力を支えているのかもしれません。 -

立秋前夜、灯りをひとつ落とす
-

一皿に、六つの味を
アーユルヴェーダには、六つの味という考え方があるそうです。
サンスクリット語で「ラサ」と呼ぶのだとか。
甘い、酸っぱい、しょっぱい、辛い、苦い、渋い。
この六つがひと皿に揃うと、心も満たされやすいそうです。
現代の食事は、甘みと辛みに偏りがちなのだとか。
今日のごはんには、渋みや苦みも入っているでしょうか。 -

クミンという、小さな薬箱
アーユルヴェーダでは、クミンをよく使うそうです。
消化を助けるスパイスと考えられているのだとか。
体質論では、消化の火を「アグニ」と呼ぶらしいです。
アグニが弱ると、からだが重く感じるのでしょうか。
クミンには、その火をそっと支える働きがあるとされます。
使い方はとても簡単です。
白湯にひとつまみ入れるだけでも良いのだとか。
炒め物の最初に油で軽く熱する方法もあるそうです。
香りが立つ瞬間が、ちょうど良いタイミングらしいです。
派手さのないスパイスですが、台所に置いておくと安心します。
今日の一皿に、少しだけ加えてみませんか。 -

Vayu編集室 #3|はちみつの話(前編)──加熱しないはちみつの世界
-

体質は、三つに分けられる
アーユルヴェーダには、体質論があるそうです。
大きく三つに分けて考えるのだとか。
風のようなヴァータ、火のようなピッタ。
土のようなカパ、と呼ばれるらしいです。
生まれ持った配分は、人によって違うのだとか。
同じ食事でも、合う合わないがあるのでしょうか。
自分の体質を知ることから、養生は始まるのかもしれません。 -

体質を三つに分けて見る、という視点
アーユルヴェーダには体質論があるそうです。
ヴァータ・ピッタ・カパの三つだとか。
それぞれ風、火、水にたとえられるらしいです。
冷えやすいのはヴァータ気味な人だとか。
消化の力が強い人はピッタ寄りなのでしょうか。
自分の体質を知ることから、養生は始まるのかもしれません。 -

白湯を、一杯だけ
アーユルヴェーダでは、消化の力を「アグニ」と呼ぶそうです。
ごはんの内容より、この火をどう保つかが大事なのだとか。
からだの調子を左右すると考えられているらしいです。
朝いちばんに、白湯を一杯。
それだけで、今日のアグニは少し変わるのでしょうか。 -

なぜ夏は消化力が落ちるのか?アーユルヴェーダで読み解く食べ方の基本
-

花粉症と戦わない、からだと交渉する
-

アーユルヴェーダと、静かな感覚の戻し方











