気・血・水のめぐりや、体質の整え方。漢方の考え方を少しずつたずねます。
-

同じ頭痛に、別の見立て
漢方には「証」という考え方があります。
証は、今の体の状態をとらえる見立てです。
同じ頭痛でも、見立てが分かれることがあります。
冷えが強い人と、のぼせやすい人などです。
そのため、処方が違う場合もあるそうです。
これを「同病異治」と呼びます。
症状の名前より、体全体の傾向を見ます。
現代医学の診断とは、別の物差しです。
自己判断で選ぶものではないのでしょう。
あなたの体は、どんな傾向でしょうか。 -

からだを、三つの流れで見る
漢方では、体を気・血・水で見ます。
気は、活動のもとになる力です。
血は、全身を養う栄養の流れです。
水は、血以外の体のうるおいです。
三つが過不足なく巡る状態を、よしとします。
気が滞ると、気分が沈みやすい、と考えます。
これは中医学の理論上の見方です。
現代医学の区分とは、同じではありません。
体を見る一つの地図として、眺めてみませんか。


