ペルー旅日記 vol.08 ― リマ、旅の終着点

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ESSAY Journey

旅の最終地、リマで過ごした一日の記録。

ESSAY
PERU DIARY vol.08Words / Photos : sumicco

リマ、旅の終着点

リマには結局3回来ることになった。
クスコへの乗り継ぎ、ナスカへの乗り継ぎ、そして最後の観光。
同じ街に3回戻ってくるっていうのも、なんだか不思議な感覚。
ナスカへ向かう乗り継ぎのときには、次の日泊まる予定のホテルが、まだチェックインもしてないのに荷物を一晩預かってくれた。
こういう小さな親切、地味に助かる。

最後に泊まったホテルはミラフローレスの新市街にあって、窓の外に何やら土の山みたいなのが見えるなと思ってたら、プクヤーナ遺跡だった。
まさか街のど真ん中に、こんな遺跡がぽつんとあるとは思わなかった。

REFERENCEThe Huaca Pucllana: Must-Visit Pre-Inca Ruinsプクヤーナ(ワカ・プクジャーナ)は、200〜700年頃にリマ文化の人々が日干しレンガを積んで築いた祭祀・行政の中心地。高さ約22メートル、七段の階段状構造を持つ。ミラフローレス地区の住宅街のど真ん中に、そのまま残っている。How To Peru|The Huaca Pucllana: Must-Visit Pre-Inca Ruins

* * *

昼からは観光ツアーバスに乗ることにしてたから、待ち合わせ場所の、海沿いのアモーレ公園まで歩いて移動。
途中、土産物市場みたいなところがあって、ついつい足を止めてお土産を買い込んでしまった。
旅の終わりが近づくと、お土産探しにも変な熱が入る。

ツアーは新市街の海沿いの公園から出発して、午前中見た遺跡、それから旧市街へ。
ちょうどこの時期のリマは厳戒態勢だったらしくて、街のあちこちに柵が立ち、警察官もかなりの数、道に立ってた。
ただ、観光ツアーバスだからか、そういう検問っぽいところもあまりチェックされずにすっと通れた。
ツアーを頼んでおいて正解だったのかも。

旧市街に着いてからは、中心地の広場を歩き、それからカタコンベへ。
地下に広がる、静かで少しひんやりした空間。

マチュピチュの石組みが「見上げる」記憶だとしたら、カタコンベは「潜っていく」記憶、という感じ。

そんな感じで、この旅最後の観光は締めくくり。
振り返ってみると、行きのNY、マチュピチュへの道、天空の遺跡、村の温泉、クスコの街、ナスカの地上絵、そして最後にこのリマ。
ひとつずつは全然違う顔をした場所だったのに、並べてみると、ちゃんとひとつの旅になってる。
長いようで、あっという間だった。

東京→NY/LA→クスコ→マチュピチュ→村→クスコ→ナスカ→リマ→東京

お時間あれば、もう少し。

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